クマさんの旅行体験談

現在大学四期生の男子大学生です。旅行が趣味であり、大学在学中に15か国訪れることを目標としています。大学生ならでは(?)の体験談や現地の情報を共有できたらうれしいです。

初の試み。無計画なヨーロッパ旅行に立ちはだかった者とは

はじめに

 こんにちは。今回は今年の3月に2週間にわたりヨーロッパ5か国を周った話をしていきたいと思います。限られた資金の中で工夫を凝らし、トラブルに巻き込まれながらも旅行を通じて学べたことを述べていきたいと思います。今回は旅費や物価などの金銭面、身の上に起きたトラブルについてお話していきたいと思います。旅の中身についてはまた詳しく、別の記事でまとめたいと考えていますのでよろしくお願いします。

 

大まかな日程

東京(JPN)→ブリュッセル(BEL)→アムステルダム(NLD)→ベルリン(DEU)→

ミュンヘン(DEU)→ザルツブルク(AUT)→フランクフルト(DEU)→ブリュッセル(BEL)

→東京(JPN)              

                   滞在期間14日・機内泊2日 計16日間

 

初の試み

 旅行において大学生と社会人の違いとは何か。一番の違いは、大学生はお金はないけど時間はたくさんあるということ、ではないでしょうか。直行便なら約11時間のフライトで着くことができますが、値段がとても高い…安く行きたかったため、結局いろいろなチケットサイトや旅行会社をはしごをし、半額ちかい9万円台のアブダビ経由の往復チケットを旅行会社から買うことができました。宿泊費もかなり高額となることが予想され、旅行会社が販売する価格は高いため、ホテルは現地でネット等を使って格安のホテルを探すことにしました。この時、日本のベッドの上で地球の歩き方を読み漁り、毎晩研究を重ねていた自分の中では、すべての旅費含め20万という見積金額をはじき出していました。そんな中、手に航空券だけを持って旅立っていったわけですが・・・

             やっぱりそこは海外だった…

 降りた地はベルギー・ブリュッセル。日本とは全く違いました。最初に実感をしたのは物価の違い。そして空港内にはごっつい銃を抱えている軍人さんがあちらこちらに。日本では見ない光景と雰囲気に不安と興奮の何とも言えない感情に浸りながら旅は始まっていきました。

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悲劇は急に連続してやってきた・・・

 

怖かった都市で上位2つ挙げるとするならばベルリンとブリュッセル。ここで海外旅行を今までしてきた中で一番のトラブルに巻き込まれました。時系列的に初日におきたブリュッセルから話します。

 

ブリュッセルの住宅街にて途方に暮れる

 

 友と2人、日本でもおなじみの某予約サイトからホテルの予約を完了し、現地へ路面電車で向かいました。向かった先にはマンションが建っており、ホテルらしきものはどこにもなく…見つけることが当然なかなかできず、付近を歩いている人や店の店員に1時間くらい片っ端からどこか聞いて回りました。しかし、皆さん親切なのですが、英語が主流じゃないためなかなか通じず、通じても、わからない。の1つでした。そこで頭をよぎったのは、詐欺の文字。疑心暗鬼のまま、たまたま近くにいたパトカーに駆け寄り、事情を説明しました。案の定、予想は的中してしまい、電話番号などが実在しないことが分かりました。宿無し確定の通告が言い渡された友と自分。途方に暮れていた姿を警察官の方が察してくださり、パトカーで近くのホテルまで送ってくださりました。ホテルのロビーにパトカーが横付けをし、スーツケースを転がして登場してくる日本人に周りは驚き、これが人生で初めてパトカーに乗ったエピソードとなりました。

f:id:rt-kuma0211:20180925001810j:plainブリュッセルの街並みは良き風景)

 

欧州4日目、一番の重大トラブル(inベルリン)

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 歴史の教科書で絶対に出てくるベルリンの壁の都市。日本からの直行便が就航しておらず、行き方としては、ミュンヘンから高速鉄道に乗るか、ヨーロッパ内にて、飛行機の乗り継ぎしか方法はなく、なかなか行くことのできない場所であると思い、約1週間滞在することにしました。3日目にベルリンで地下鉄の乗車方法を誤り罰金を払い、萎え気味の自分達に追い打ちをかけるよう、このベルリンの壁の前で、財布を盗まれてしまいました。被害総額は約7万円。この時たまたま運が重なり、盗まれたのをすぐに気づくことができ、そして助けを求めた人がたまたま一般人にまぎれた警察官だったため、すぐに対処をしてくださり、犯人を見つけた末、無事全額帰ってきました。(泣)帰ってこなかったら、ブリュッセルまでへの戻る資金が消えたのでぞっとしました。しかしお金はすぐには返って来ず、またパトカーに乗り、気が遠くなる4時間にわたる長時間の事情聴取の末戻ってきました。

 

私の考えた解決策

 まず今回のホテルのトラブルに合わないために一番手っ取り早いのは旅行会社から予約をすることです。しかし、値段が高いのが現状。ヨーロッパのホテルは安いところはとても安く泊まることができ、トイレ、シャワー室が共同のところであれば、一泊3000円ほどから泊まれます。トラブル後も自分たちは屈せずにサイトを使って予約を行なっていました。平均すると1泊4000円くらいに抑えられました。ほかのホテルを予約して、詐欺ホテルとの大きな違いを後々気が付いたのですが、詐欺ホテルだけは事前に全額クレカ払いを要求してきました。ホテル選びをするにあたり、最初に全額払いを要求してくるところは避ける、予約前段階において面倒ですが、地図等でホテルが実在するのか確認をすることをおすすめします。このやり方で行った結果、その後トラブルに合うことはありませんでした。

 財布等の貴重品管理は日本の感覚で持ち歩いていると確実にやられます。自分はポケットに入れていた結果盗まれてしまいました。ベルリンは最近治安が悪化をしており、リュックを刃物で切り付けて盗む事件も発生しているのだとか…オスト駅周辺は異様な雰囲気が漂っていたため、あまりホテルなどはその周辺で取ることを個人的にはお勧めしません。絶対に盗まれない方法は限られてくると思いますが、リュックの中央に財布を入れたり、大金を持ち歩かないに限ると思います。

 海外においてトラブルに巻き込まれたら、すぐに近くの人や、警察官に助けを求めることが重要であると思いました。自分で解決しようとしても、Wi-Fiもないし、場所だってよくわからないので、できることは限られてきます。助けを求めれば大体の人が助けてくださいますし、言葉が通じなくてもその時の勢いで何とか通じたりもします。4時間の事情聴取を受けたとき、無償で日本語通訳をつけてくれたりと、政府が手厚い保護をしてくれました。トラブルに巻き込まれたら、自己解決せず、割り切って時には人に頼ることの大切さを学びました。

 

ヨーロッパ旅行の費用はいくらくらいか

 

・ヨーロッパは果たして高いのか…

 ヨーロッパは物価が高いイメージが強いと思います。もし、物価などが心配で旅行を悩んでいたら読んでほしいです。結論から言うと、安く済まそうと思えば安く抑えることができます。ヨーロッパ旅行をするにあたり、一番値段がかさばるのは、移動費と食費の2点といえます。移動費から述べると、高速鉄道ICEなどは曜日、日時によって料金が変動をするので、日本の新幹線と異なり24時間運行していることから、平日の深夜の時間帯などは半額で投げ売りをしていたりと格安で乗れます。深夜移動は格安で目的地へ行くことができ、かつホテル代が浮くので、2度ほど深夜の大移動を行いました。また飛行機ではLCCが充実をしており、当日でも航空券を格安でスマホなどから購入できました。Easy Jetを2回利用しましたが、高速鉄道より安く、アムステルダム~ベルリンのフライトでは国際線にも関わらず7500円ほどで飛べました。

 食費でも、レストランは税金の影響などからかなり高いですが、屋台や市場の露店、スーパーへ足を運べば、日本とさして変わらず、500円以内で抑えることができました。パン屋などがそこら中にあり、クオリティが高いのですごく助かりました。

 (ブリュッセルにて/約400円)

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結果・・・トータル金額〇〇万円!!

 

 ホテル、食費、交通費をできるだけ節約をし2週間の旅行を終え結局いくらかかったのか。当初述べたように、日本出発するときは飛行機代から、保険料など込々で20万と予想しました。夏休み暇だったので、クレカの請求書など見返しながら金額を算出した結果

 

 TOTAL 28万円

 

となりました。結果的に当初20万と予想した自分の詰めは甘かったと言えます。しかし16日間の滞在でこの金額で収まったのは理解の範疇ですし、思ってもなかった出費(実在しなかったホテル代、罰金←これ痛い、食べ歩き、お土産の爆買い)などがあったので妥当な金額であると感じています。

 

最後に

 この28万円が安いか、高いかは人それぞれかもしれませんが、この金額よりさらに安くすることもできますし、節約の道はたくさんあります。今回自分は2週間チャレンジしてみましたが、現地の沢山の人々と交流ができ、助けられ、多くのことを学び、貴重な体験することができました。学生という時間が比較的作れる環境内で、このような体験ができてよかったと思っています。学生には将来に結びつかなくても価値あるべきことがあると思っています。自分はそれらを旅行などを通じて、積極的に外へと飛び出し、多くのことを吸収していきたく、これからもいろいろなところに足を運びたいと思います。ヨーロッパには日本にはない良いところや、魅力が詰まっており、一度は足を運ぶことをおすすめします。また来年、ヨーロッパにチャレンジしたいと思っています。

次回のブログは台湾編になると思いますがよろしくお願いします。最後までありがとうございました。